C-10 / アプリガイド
地域バイオサーキュラー・シミュレータ
地域の食品残さ・農業残さ・家畜ふん尿を、どれだけ回収し、処理し、実際に使えるかを考えるアプリです。1年分の量・利用先・費用を一緒に比べます。
01
はじめての使い方
- 1
地域の発生量を入れる
地域名、人口、食品残さの原単位、農業残さ、家畜ふん尿を入力します。量は湿重量です。食品残さはkg/人・日、農業残さとふん尿はt/年で入力します。地域名による統計の自動取得はありません。
- 2
回収と処理の条件を決める
食品残さの発生抑制率、回収率、異物率、年間処理能力を設定します。メタン発酵への配分を変えると、残りが堆肥化に回ります。
- 3
利用先と費用を確かめる
堆肥と液肥の利用需要を、それぞれの製品の湿重量で入力します。「収支・変換係数を調整する」で収率、供給電力、単価、費用を地域の条件に合わせます。
- 4
比較基準を置いて改善する
「この結果を比較基準にする」を押し、条件を1つずつ変更します。処理率の差はポイント、年間負担の差は円で表示され、負担の差がマイナスなら費用が下がっています。
02
結果の読み方
- 資源化処理率
- 発生抑制後の発生量のうち、堆肥化・メタン発酵に投入できた割合です。製品の利用率や生物多様性の改善率を示すものではありません。
- 正味年間負担
- 回収・処理・余剰処理・固定費の合計から、電力と利用された製品の収入を引いた額です。マイナスなら、この簡易モデルでは収入が費用を上回ります。
- 外部供給できる電力
- メタン発酵への投入量に、設備内消費後の供給電力係数をかけた値です。表示単位はMWh。熱の利用は計算に含みません。
- 利用先のない堆肥・液肥
- 堆肥と液肥それぞれの生産量が、それぞれの利用需要を超えた分の合計です。余剰分には処理費がかかり、製品収入は計上されません。
03
試してみる3つの実験
回収を増やすと、施設は足りる?
初期値を基準に、回収率を70%から95%へ。「未回収/異物/能力超過」と年間負担を比べます。
液肥の利用先が少なかったら?
初期値から液肥需要を700tから300tへ。発酵配分を60%から35%に変え、堆肥と液肥の余剰を確かめます。
発生抑制と回収を比べる
初期値から食品残さの発生抑制を20%から40%へ。処理率だけでなく、発生量と年間負担の変化も読みます。
04
ゲームの進め方
地域の循環マネージャー
- 「ゲームで学ぶ」を開き、回収率と発酵配分を調整し、分別支援・農家との利用契約・処理枠拡大から施策を1つ選びます。費用も予測に反映されます。
- 目標は処理率の達成、堆肥・液肥の余剰ゼロ、予算内の年間負担の3つ。処理率の目標は順に55・60・65・60%、予算は2,150・2,200・2,050・2,200万円です。
- 予測を確認し、「この作戦で決定」で記録します。目標1つにつき星1個、4ラウンドで最大12個。各ラウンドは独立した1年で、施策や設備の効果は持ち越しません。シミュレータの入力はゲームに影響しません。
05
前提とデータの扱い
- 初期値とゲーム条件は学習用の仮定です。地域の実測値や施設見積りに置き換えてください。対象は混合有機資源で、木質・汚泥・有害物は含みません。
- 原料別の適性、肥料品質、追加の水・副資材、熱利用、設備投資・金利・税は対象外です。フロー図は処理前の配分を示します。詳しい前提と環境省の資料はアプリ内で確認できます。
- 入力、比較基準、ゲームの記録は開いているページ内だけに保持されます。再読み込み・終了・ページ移動でリセットされます。アプリ上部の「アプリガイド」は別タブで開くので、元のアプリの入力を残したまま読めます。